2015/03/07

日曜学校(2012. vasarā)

敬虔なクリスチャンのアルマンズ家族。
日曜の朝には必ず教会へ向かいます。
正装したジントラの美しさに目を見張ります。

初めて一緒に訪れたそこは、唄う教会。
ゴスペルのような唄をシンガーが舞台で唄ったり、みんなで熱唱したり。
教会は静かなものと思っていた私は驚きましたが、幼いアオにとっては、その賑やかさが逆に気楽だったようで、他の子ども達と唄に合わせて旗を振ったりしていました。

ジントラの薦めもあり、アオは他のラトビアの子ども達が過ごす日曜学校へ行ってみることに。親がお礼拝を受けている間、小さな子ども達はそこで過ごすようです。

初めての場所で知らない人と過ごすことは、小さい子どもにとっては決して簡単ではないチャレンジです。アオに話してみると、意外にも”いってみる”とのこと。

しかしやはり大変だったようで30分ほどで係の方がわたしを呼びに来て下さいました。

アオはそのとき3歳でしたが、ラトビア語でないとここでは通じないと良く理解して、どう言えば伝わるのかを私に積極的に聞いて来たので、私は日本から持参していた『地球の歩き方』を片手に、いくつかのラトビア語を伝えていました。

「はい(Jā)」、「いいえ(Nē)」、「ありがとう!(Paldies!)」、「どうぞ〜(Lūdzu)」、「おみずをください♪(Ūdens lūdzu.)」。そのぐらいでしょうか。

戻って来たアオにどうやって過ごしていたのか、どうやってコミュニケーションをとっていたのかを聞くと、この5つの言葉を使ってお友だちや先生と遊んで来たとのこと。

『あおちゃんおもちゃもらったときねぇ"ぱるでぃえす"っていったよ〜♪ おもちゃをかえすときは"るーず"ってわたしたたら”ぱるでぃえす”ってせんせいがいってくれたんだよ〜』

勇敢なアオ!

東京でも幼稚園に入ったばかりだったし、まだまだ赤ちゃんっぽさの残る頃だったので、遠いラトビアでの母子分離体験はなかなか大きな出来事でした。

教会のお庭で話しかけて来てくれた女の子たち。ノートを広げて絵を交えてラトビアア語を一生懸命教えてくれました。私たちの最初のラトビア語の先生。
大人びたファッションと堂々とした身のこなしが素敵でした。カメラを向けてもこのポーズ!
Thanksgivingのカードを書きまくるアオ。6歳の今では恥ずかしがって書かないだろうなぁ♪
教会学校で作って来た可愛らしい木製のお人形。とにかく全てが趣味良く感心します。