2015/03/07

中央市場!(2012. vasarā)

ある休日の朝、カールリがやってきてジントラと一緒に車に乗り込むと、どうやら買い出しに行く様子。青空が眩しい良く晴れた暑い日。

『カールリは昔カフェをやってたから市場に詳しいのよ〜』というジントラにくっついて車を降りると、ジントラは真剣な目で私に注意しました。『アヤ、ここは危ないからカバンの口を閉じてしっかり抱えてね』
ラトビアでこんなことを言われたのは初めて。私も気を引き締めてアオの手を引っ張ります。

着いたそこは中央市場(Rīgas Centrāltirgus)。
いつも車の窓から眺めていたリガ中心部の入り口にある丸い屋根の大きな建物群。そこが大きな市場だったなんて知らなかった!

外の屋台でキュウリなどの野菜を大量に買い、建物の中の魚売り場を物色していると『これたべたい!』とアオが指差したのは超高級イクラ! 母は冷や汗でしたが、ジントラは躊躇なく買ってくれ(帰ってからアオ一人でイクラ丼)、その後、蜂蜜コーナーで私はお土産の蜂蜜を物色し、外の別のエリアでは木製品や手編みの屋台がたくさん並び、ここは安いので欲しい物があったら買うように言われ、最後に、建物の中のお肉コーナーで大量のお肉を仕入れました。段々分かってきましたが、どうやら今夜は庭でBBQパーティのようです。休日の夜、家族みんなで集まって共に過ごすようです。
「あ、今日はバーベキューなの?」と私。「あれ?言ってなかったっけ?ごめんごめん、ラトビア語で話してたわ〜笑!」といつものジントラ。

道の駅的な、本能的物欲にかられる素晴らしい市場。夏の果物を贅沢に買ってもらっています。
「手を離すなってば!」と想っているに違いない私。
ラトビアの特産のひとつ「琥珀」で出来たハリネズミをお土産に。
立ち並ぶお肉やさんの中で、躊躇なくこのお店をチョイスしたジントラ。馴染みの店なのでしょう。
今こうして写真で見ても新鮮で美味しそうです。
元気な大人と、訳も分からず連れ回されている子どもw。
とにかく24時間頼れる兄貴カールリス!買って来たお肉を早速仕込みます。
市場のお肉は見事なBBQに!
その後毎年、必ずお手製のBBQパーティを催してくれるアルマンズ。